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乳児の便秘と腸内環境の関係

2016年8月30日(火曜日) テーマ:子育て

乳児の便秘の原因を考える上で、腸内環境のしくみを知っておくことが役立ちます。

 

腸内環境とは、人間の腸内に棲む腸内細菌のバランスのことを言います。

 

その数は成人で100兆個以上、重さで1kg~1.5kgにもなると言われていますから、体に対する影響力も大きいことが想像できます。

 

この腸内細菌は、大きく3つのグループに分けられ、それは健康に良い働きをする善玉菌、逆に健康にマイナスとなる悪玉菌、そして中立的な立場の日和見菌が存在します。

 

これらのうち、特に善玉菌と悪玉菌は常に勢力争いをしており、片方が優勢になれば、もう片方は劣勢になるというように常にバランスが変化しています。

 

善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌が優勢の状態であれば、それらが生成する有機酸が腸を刺激し腸の働きが良くなります。その結果、便秘になりにくい体質になるというわけです。

 

では、乳児の腸内環境はどのように変化していくのでしょうか。

 

ママのお腹に入っているときは無菌状態ですから、腸内にも細菌は存在していません。それが出産時にママの産道や便に触れることで、体内に細菌が取り込まれていきます。

 

その後も産科スタッフの手指や空気中からも細菌は乳児の体内に入っていきます。

 

そして、母乳にはビフィスズ菌を増やす成分が含まれていますから、乳児は母乳を飲むことで特にビフィスズ菌が優勢な腸内環境をつくっていくのです。

 

生後5~7日ごろには、既にビフィスズ菌が90%近くを占める腸内環境で安定した状態になるようです。

 

このような状態が続く限り、便秘にもなりにくく健康な状態を維持しやすいのですが、様々な要因でビフィスズ菌の数が十分でなくなる場合があります。

 

まず出産時にママの産道などから取り込んだ細菌に善玉菌が少ないことが考えられます。

 

また帝王切開による出産の場合は、産道を通らないためにやはりビフィスズ菌が十分に出現するまでに時間がかかるようです。

 

また母乳の質が悪くなったり、離乳食の開始によっても腸内環境は大きく変化します。

 

もちろん一時的な要因で便秘になることも多いのですが、便秘を繰り返すような場合には腸内環境の改善という面から対策を考える必要があります。新生児の便秘は白湯で